2011年の統一球導入や2013年の違反球騒動以降、毎年プロ野球が開幕すると「今年のボールは飛ぶ」「今年のは飛ばない」などと話題になります。今年については飛ばないという意見がTwitterではよく見られるようです。
このブログを書いている時点では年間本塁打数が755本になるペースで、飛ばないボールとされた2011年や2012年よりも100本以上少なくなるため、確かにこれだけを見ると「飛ばない」ようにみえます。ただ、本塁打数がシーズンを通して線形に伸びるのではなく、季節によって伸びに変動があるのであるとすればこのような比較はあまり意味をなさなくなります。
そこで、統一球導入以降の試合数ベースの本塁打数を比較できるグラフページを作ってみました。
上記ページはNPB BISのサイトをスクレイピングして更新しているので、BISの試合結果が更新されればこのグラフも自動更新されます。NPBに怒られたらやめます。
これを見ると、年間755本という数字だけを与えられた場合とは違う印象を持つのではないでしょうか。こういう試みは初めてだったんですが、個人的にはおもしろいなとおもったので今後別のスタッツで試してみるかもしれません。